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電力会社に対する自己PRの作り方について 文系理系問わず必読

みなさんこんにちは。今年の就職活動で電力会社から内定をいただきました。

他にもメーカー等を受けていたのですが、電力会社の時には少し自己PRの仕方を変えて書いてみました。するとあれよあれよと内定まで行くことができ、とても満足しています。

 

今回は、電力会社に対する自己PRの書き方について、様々な視点からご紹介していきます。

電力業界全般に言えることですが、最近は電力の完全自由化も重なりどの電力会社も改革が迫られています。ですので、これまでの安定した環境というよりは競争にさらされる業界になります。

したがって、求める人材も従来とは少し違い、より挑戦的でより多様性のある人材、国際性に優れた人材が求められるようになりました。

 

どのように対策するか

 ではどのように対策すればよいでしょうか?自己PRですのでそこまで嘘はついてはいけません。

それに留意した上で、挑戦的、国際的、勤勉、責任感、このようなキーワードを当てはめていきましょう。

 なぜこれらのワードが大事かというと、先ほども言いましたように電力の完全自由化に伴う競争の激化、これまで競争にさらされなかった電力会社は改革をスピード感を持って行うことができないからです。これは電力会社の弱みでもあるでしょう。すべて当てはまるのは超人ですのでどれか一つでも当てはめながら自らの体験を踏まえて自己PRしていきましょう。

 

 また、電力会社を志望するにあたって必ず聞くワードがあります。それが「電力の安定供給」です。これは例えコストがかかろうとも絶対に電力の安定供給に努めるという合言葉のようなもので、これが電力会社の素晴らしいところです。これは必ずと言っていいほど説明会やインターンシップで言われます。

 ここで落とし穴があるのですが、「電力の安定供給」というワードを組み込むということです。個人的に選考を進んでいく中で、電力の安定供給はもう当たり前で、今更それについて言われても周りに埋もれてしまうという印象を受けました。実際に、電力の安定供給をするのは当たり前で、その先にそれぞれの電力会社の長所を活かした戦略があります。そこをHPや説明会でうまく情報を得て自分なりのエントリーシートを作りましょう。

 

 語学に自信があるのなら是非アピールしましょう。今の時代、英語は話せて当たり前です。理解できて当たり前です。特に文系は顕著です。理系の皆さんももし英語力に自信があるのなら、積極的にアピールするべきです。語学プラスαがあるということは他の受験者にない強みでもあります。積極的にアピールしていきましょう。

 

 電力会社と一口に言っても、技術系から事務系があります。技術系には発電や送配電等があり、事務系には総務人事等の管理部門から営業や国際戦略部門など様々です。この中で自分のこれまでの経験や知識、気持ちがどこに合致しているのか考えてみましょう。その上で上記のキーワードを埋め込んでいきます。

すると自分なりの自己PRが完成すると思います。しっかりと自分で考えることによって実際の面接でもしっかり受け答えすることができます。