大学職員への登竜門でもある小論文 どう対策する?
大学職員を受けていく中で必ずと言っていいほどやらされたのが「小論文」
もしこの記事をご覧になっているみなさんが大学職員志望なら、小論文は確実に対策しておきましょう。
私が今年受験した学校法人で出題された小論文は、学校に関する問題について、教育に関する内容について等何かしら教育機関に関係している内容でした。
まったく見当違いのことは出題されなかったので、対策しやすいといえばしやすかったです。
この記事では、どのように小論文を対策していくか、説明していきます!
ポイントは
①教育に関すること
②大学にまつわること
⓷現代社会について
この3つです。
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まず①から説明していきます。
大学は教育機関です。教育とは何か、幼稚園から大学まで考えていきましょう。この一連の教育に関する流れを理解すると面接の時に必ず生きてきます。私も教育とは何か、根本に対する考えを聞かれることがありました。
学校法人には大学だけでなく高校や小学校、中学校、保育園、病院等さまざまな機関を有しています。そこを絶対に忘れないでください。そのように俯瞰してみることができてこそ小論文の教育論でうまく書けるようになります。
①に関するテーマが出題された場合
教育に対する自分の考え(結論)→それはなぜか(理由)→その根拠となる具体例→結論
このような流れで書くとスムーズにまとまると思います。ここで大事なのは自分の考えがしっかりあること、それを裏付ける例があることです。
この2点を頭に入れて考えていきましょう。
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②については、今の大学が置かれている状況をしっかり頭に入れておき、受ける学校法人がそのなかでどのような位置にいるのかを考えるとばっちりです。
大学にまつわる環境は刻一刻と変化しています。少子化から始まり専門職大学、ICTの活用と計り知れません。大学が置かれている状況を満遍なく網羅することが重要です。
ここで培った知識は小論文を書くときに必ず生きます。自分はしっかり周辺情報まで調べてきたんだと人事にアピールできます。
大変ではありますが、積極的に調べましょう。他の記事で大学の業界研究について書くつもりですのでご期待ください。
②に関するお題が出題されたときも、
自分の考え(結論)→それはなぜか(理由)→その根拠となる具体例→結論
この流れで行きましょう。具体例や理由で、どれだけ大学業界について調べたかが浮き彫りになります。差をつけるならそこです。
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⓷については、すべてを網羅することはかなり難しいです。
これに関してはどれだけ情報をうまく収集できるかがカギになります。大学に関する情報だけでなく、日本や世界の技術、経済の動向や日本が置かれている状況、抱えている問題等すべて把握しておくとベストです。
広く浅くで問題ないので、新聞を読んだりTwitter等のSNSで情報収集しましょう。
これは出題される頻度は多くないのですが、どのお題に対してもかかわってくる内容なのでしっかり対策しておくべきです。
まとめ
小論文は難しくはありません。私が提示した書き方、流れに沿って書けば比較的論理的にまとめることはできます。大事なのはどう差別化するか、物事を普段から俯瞰的にとらえ、周りにどう関連していくか考えておきましょう。図でメモを取るのも一つの手だと思います。
大学職員になるには数百倍の倍率を超えていかなければなりません。この小論文で落ちないよう、しっかり対策しましょう!